母親

2011年11月1日 日常
今日は母から、とてもとてもとっても素敵な話を聞くことができた。
目から鱗…どころか
なんだかもうたくさん出てきた。涙と一緒に色々いっぱい出た。
最近のモヤモヤや、ずっと抱えてた不安や、心配、イライラetc...
何もかもぜんぶ、ぜーんぶ、母の言葉が洗い流してくれた。
こんな爽快な気持ちになれたのはいつぶりだろう?
大事なことだからしっかりメモしておきたいんだけど
納得いくまで全部書ける自信はあまりない。

ここ数日は、日課である母との電話をちょっと控えてた。
というのも日記にも書いてる通り私はしょっちゅうイライラしてて
最近は特に酷かったもんだから。
しょうもないことですぐカッとなって嫌な態度を取ってしまって
いい歳こいて未だに母に甘えまくってしまう自分が
情けないやら恥ずかしいやら、電話を切ってはいつも後悔してた。
今日こそは普通に話そうと決意して電話をかけた。
ただその直前に、いつもとは違うちょっとイレギュラーなことがあって
気持ちはかなり滅入ってた。
けどその話をするつもりは特に無かった。
なのに、母の声を聞いた瞬間、涙が止まらなくなって
電話をかけてきたかと思ったら突然泣き出した私に
母は特に焦る様子もなく「どうしたのー?」って
いつも通り優しく、私の言葉を待ってくれた。
私はポツリポツリとちょっとずつ話した。

私の話を母は笑い飛ばした。
「なに言ってんのーwwちゃんちゃらおかしいわ!w」って。

 どこの夫婦だって
 子供に期待して、子供をあてにして
 子供に望みをかけて
 そのために子供を産むのよ。
 子供をあてにして何が悪いのよ?
 お母さんなんか完全にそのためにあんたを産んだんだから。
 そして、子供に感謝するの。
 感謝して育てるの。生まれてきてくれてありがとうって。
 だから子供ってすごいの。
 その使命を持って生まれるの。
 あなたのおかげで我が家は救われた。
 お父さんとお母さんの関係も
 お兄ちゃん達の関係も
 お母さん自身の病気も
 あなたが生まれたことによって全部救われたの。

 子供は絆。何よりも強い絆。
 子はかすがいって言うでしょう?
 子供に救われて、子供と一緒に成長するの。
 子供に成長させてもらうの。

 お母さんは、そりゃ、いつも正しい母親ではなかっただろうし
 レールを敷いてしまったり、お父さんと仲良くなかったり…
 だけど、あなたを大事に大事に育てて
 傷つけるようなことは絶対になかった。それだけは自信持って言える。

それは本当にそうだと私も思う。
親兄弟に傷つけられた経験が私にあるか?
ちょっと珍しいくらい平和だった我が家…まるで思い当たることがない。

 だから心配しなくて大丈夫。あなただって大丈夫。


そっか、それなら大丈夫かも?って
何故かびっくりするくらい素直にそう思えた。
母の話が全部正しい・正論だと思ったわけじゃないから
この件に関してはいつか補足しようと思うけど
そんなことよりとにかく
何よりうちの母は
まじで
まじで
まじで、すげえなって思った。
私の目指す母親は、まんま、うちの母なのだ。
子供のことをこんなに幸せにできる母親が
うちの母以上の母が
この世に存在するのか?
なんてことをまじで思っちゃうくらい、最強の母なのだ。
これは別に今日初めて思ったことでも何でもなくて
昔から
私が大学に行けなくなって、人生が急に訳分からなくなって
いろいろおかしくなり始めた20歳の夏以降
あの頃から本格的に母に「全力で守って」もらっていて
(ほんとはもっとずっと昔からだろうけど実感し始めたのはその頃)
それは今もずっと変わらなくて
だから私も
私自身が、自分の子供を、同じように「全力で守る」ことのできる
そんな母親になりたいし、ならなきゃいけない。
母から受けた恩を、子供に返していく、そしてその子供がまたその子供に…
そうやって連鎖していくもんだと思ってる。

私にはその自信が全然無かった。
もちろん、今も無い。
けどそれも当たり前のこと。
そりゃそうだわ。言われてみればその通り。
やる前から自信がある方がおかしいわ。
ただ、すごく勇気がわいてきた。
だって私は、なんて言ったって、私の母に育てられたんだから。
私がこんなに平和な人間に育ったのは、平和に育てられたからだ。
だから私だって平和に育てられるはず。
鬱とか精神的なアレとかは
やはり祖父から受け継いだものかもしれないし
やはり遺伝するかもしれないけど
でも、ちゃんとその苦しみを知っているから。
だからこそ母は、私を楽にする方法をこんなにも知っていた。
そうして何年も私を守ってくれた。
私もそれを知ってる。
いつか子供が苦しむ時がきたら、私も、母のように分かってあげられる。
母のようにうまくやれる保証なんてもちろん全然ないけど
最高の理想像がこんなに身近にいるのは
何よりも心強い。


かなり勢いに任せて感情的に書いてしまったし
人から見たら相当クルクルパーな文章かもしれないけど
私が今日思ったことだったり、常日頃から思ってることには違いない。
ただ、もう少し冷静に
何日か経って落ち着いてから書けば良かった気もするけど。
まぁまた落ち着いてからこの文章を自分で読み返したときに
できる発見もあるかもしれないしね。

今日は、とある人と私の間で、大きな見解のズレがあることがよく分かった。
今後そのズレを修復できるとは思わない。
どっちが本当に正しいのかなんていう議論も全くしたくないし
自分の意見を認めてほしいとも思わない。永遠に平行線でいい。
だからきっともう2度と話さないのがいいと思った。
やっぱり、むやみに傷つきたくないので。
この話は私の中でこれでおしまい。

母の話に戻るけど
うちの母は、私の発言を全部日記に書いてるらしく
それを最近読み直したばかりで
だから今日の私の話は母にとって
何だかとってもタイムリーだったそうだ。
いや、すごい。。。
私の発言だけを書き溜めた日記が存在するのが既にすごい。
私がこんなんだから、私にばっかりめちゃくちゃ優しい母だけど
そんな母を兄達がどう思ってるかというと
次男とはそんな話をしたことないけど
長男は間違いなくマザコンだ。
夜中に兄と、母のことを大絶賛しながら酒盛りをしたこともある。
あんな最高の母親はいないよねーって
自分の子供達複数から言われる母親…なれるもんなら私もなりたい。
ちなみにうちの犬もマザコンだし
あと、あまり関係ないけど
ここ数年は父との関係もめちゃくちゃ良好っぽい。
ていうか最近の父の変化もまじですごい。
なにせあの父が、運動を始めて、禁煙までしてるらしいから。
禁煙て…50年近くヘビースモーカーだった父が…
結婚して以来初めての禁煙らしい。

日々イライラしてるのが本当に馬鹿馬鹿しいくらい
うちの実家も、私と旦那も
ホームドラマばりにクソ平和だ。
旦那はまた絵に描いたように私の妊娠を喜んでるし
絵に描いたように、ほんと絵に描いたような言動ばっかりだ。
なんだかんだで私が呑気にしてられるのは
このスーパーマンみたいな旦那のおかげだ。
イライラばっかしてないで
大事にしなきゃ。
まぁ実のところ、けっこう大事にできてるとも思うけどね。
ちょっといい加減寝ないとやばい。
明日は久々に映画みにいく。楽しみ。

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